以前電車に乗っていたときに、同じ車両の青年、おそらく私と同年代であろうかと思われる金色の頭した彼が声を大きくし、こんなことを言っていた。


『俺、自己主張が強いからさぁ、人と同じことするのがいやなんだよねぇー』



『そりゃねーよ』と私は心のなかで呟いたが、個性とはなにか、自己主張とは何かということについてしっかりとした考えが私にはないのでなんだかもやもやした気持ちになったのでっあった。


どうでもよい…………寝たい。


カレー喰いたい